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社内起業制度に投資枠300億円 大和ハウス、新規事業創出狙い

 大和ハウス工業は8日、最大300億円の投資枠を設定した社内起業制度を6月から導入すると明らかにした。グループの全社員約5万人が対象。社内起業制度で投資枠の金額を明確にするのは珍しいといい、社員の起業意識を高めて将来的な新規事業を生み出す狙いがある。

 制度は「Daiwa Future100(ダイワフューチャーワンハンドレッド)」と名付けた。業種やテーマに制限はないが、住宅や物流施設など既存事業との相乗効果を期待する。年間200~500件程度の提案を見込み、外部のコンサルティング会社と連携して事業性を検証する。

 6月から応募を始め、2025年度内に1件目の立ち上げを目指す。

(2024年05月08日 19時34分 更新)

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