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知事批判文書で元局長停職 兵庫県「根拠なし」と認定

 兵庫県は7日、斎藤元彦知事らを批判する文書を作って流布し、県政への信用を損なわせたとして、渡瀬康英元県西播磨県民局長(60)を停職3カ月の懲戒処分とした。内部調査の結果、文書の内容は根拠がなく誹謗中傷に当たると認定した。

 渡瀬氏は3月、知事が職員にパワハラをしたり、地元企業から贈答品を受け取ったりしたと告発する文書を県議会関係者らに配ったとされ、県が局長職を解任し調査していた。

 斎藤知事は「県政の推進に取り組む中、このような事案が起き極めて遺憾だ。改めて公務員倫理の徹底を図り、風通しの良い職場づくりに努める」とのコメントを出した。

(2024年05月07日 17時18分 更新)

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