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トルコの旧聖堂、礼拝施設に 20年にモスク化、観光可能

 6日、正式にオープンした「カーリエモスク」の礼拝室に集まったイスラム教徒ら=トルコ・イスタンブール(共同)
 6日、正式にオープンした「カーリエモスク」の礼拝室に集まったイスラム教徒ら=トルコ・イスタンブール(共同)
 6日、正式にオープンした「カーリエモスク」=トルコ・イスタンブール(共同)
 6日、正式にオープンした「カーリエモスク」=トルコ・イスタンブール(共同)
 【イスタンブール共同】トルコ最大都市イスタンブールにあり、エルドアン大統領が2020年に博物館からモスクへの変更を決めたギリシャ正教の旧聖堂「カーリエモスク」の修復作業が終わり、6日、礼拝施設としてオープンした。観光は可能だが、礼拝時の立ち入りは禁じられる。

 内部に多数残る14世紀ごろのモザイクやフレスコ画は保存状態が良く、ビザンチン美術の傑作とされる。礼拝室に変更された部屋のモザイク3点が覆い隠されたほか、女性は入場時にスカーフ着用を求められる。

 聖堂は6世紀ごろに造られたとされ、16世紀にオスマン帝国によってモスクとなった。トルコ建国に伴って1945年に博物館と位置付けられた。

(2024年05月07日 09時06分 更新)

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