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自然薯や旬の野菜など格安販売 吉備中央・道の駅 30年記念催し

タマネギなどの詰め放題を楽しむ買い物客
タマネギなどの詰め放題を楽しむ買い物客
 道の駅「かもがわ円城」(岡山県吉備中央町上田西)で5日、開業30周年を祝う記念イベントが開かれ、大勢の買い物客でにぎわった。

 町内産の自然薯(じねんじょ)や小松菜、ワラビ、フキなどを格安で販売。ジャガイモとタマネギの詰め放題(参加費100円)では、親子連れらが一つでも多く持ち帰ろうとビニール袋いっぱいに詰め込んでいた。町内の小中高校生らによるダンス、バルーンアートのショーもあり、会場を盛り上げた。先着千人には紅白まんじゅうが振る舞われた。

 ホウレンソウを購入した岡山市北区の会社員の女性(52)は「旬の新鮮野菜が多く並んでおり、また訪れたい」と話した。

 同道の駅は1994年5月、県内初の道の駅としてオープン。地元産野菜や特産品の販売をはじめ、文化庁の「100年フード」に認定された伝統料理・くさぎ菜のかけめしが味わえる食堂も備え、年間約20万人が訪れている。

(2024年05月05日 17時42分 更新)

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