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日米ミサイル開発、4600億円 極超音速迎撃、30年代半ば

 【ワシントン共同】日米両政府は、北朝鮮や中国、ロシアが開発を進める極超音速兵器を迎撃するための新型ミサイルの共同開発費が総額30億ドル(約4600億円)を超えるとの推計をまとめた。日本は10億ドルを拠出する。米国防総省ミサイル防衛局が2日、明らかにした。2030年代半ばの完成を目指している。

 極超音速兵器はマッハ5(音速の5倍)以上で飛行するため迎撃が困難で、対応が急務になっている。新型ミサイルの日米共同開発は改良型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」以来で2例目。昨年8月の首脳会談で合意した。日米は、推進装置や耐熱などの技術を持ち寄って開発を進める。

(2024年05月03日 07時20分 更新)

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