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少数民族の組織、独自に3人処刑 ミャンマー北東部、批判も

 【バンコク共同】内戦状態が続くミャンマーで、軍事政権から地域の支配権を奪った北東部シャン州の少数民族武装組織が独自の公開裁判を行い、殺人などの罪で組織の男性兵士3人に死刑判決を言い渡し即日処刑したと発表した。武装組織は「ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)」。公開裁判と処刑は24日に行われた。

 MNDAAは「犯罪を抑止し市民を教育するため」だと主張。欧州連合(EU)はX(旧ツイッター)で死刑判決と処刑を批判した。ミャンマー各地で少数民族が支配地域を広げており、独自の司法や治安維持活動により混乱が深まる恐れもありそうだ。

(2024年04月27日 16時55分 更新)

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