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NY円、一時157円台 日米金利差を意識

 【ニューヨーク共同】26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=157円台を付けた。1990年5月以来、約34年ぶりの円安ドル高水準。日銀が金融政策決定会合で現行の金融政策の維持を決めたことから、日米の金利差が開いた状況が続くとの見方が広がり、円売りドル買いが広がった。

 午前10時30分現在は、前日比1円28銭円安ドル高の1ドル=156円87~97銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0687~97ドル、168円17~27銭。

 インフレの根強さから米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が遅れるとの懸念が強まっていることも円売りを後押ししている。

(2024年04月27日 00時09分 更新)

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