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EVの30年生産目標に自信 ホンダ社長「対応できる」

 電気自動車(EV)の投資計画について話すホンダの三部敏宏社長=25日、カナダ・オンタリオ州(共同)
 電気自動車(EV)の投資計画について話すホンダの三部敏宏社長=25日、カナダ・オンタリオ州(共同)
 【アリストン(カナダ)共同】ホンダの三部敏宏社長は25日、カナダで2028年に稼働を目指す電気自動車(EV)の新たな完成車工場も活用することで、30年までにEVの世界生産台数を年間200万超に引き上げる計画に「十分対応できる」と自信を示した。

 カナダ東部オンタリオ州で報道陣の取材に応じた。新工場の建設地にカナダを選んだ一因は、豊富な天然資源を活用できるためだと説明。最大生産能力は年間24万台規模を想定している。

 最近は北米でのEV販売台数が鈍化しているが、三部氏は「今の減速は一時的なもので、徐々に増えていくと思っている」と言及した。

(2024年04月26日 10時47分 更新)

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