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離陸上昇中にエンジン停止 2人死亡、茨城の超軽量機墜落

 運輸安全委員会は25日、2022年11月に茨城県坂東市の畑に超軽量飛行機(ウルトラライトプレーン)が墜落し2人が死亡した事故で、離陸上昇中にエンジンが停止したことで失速、墜落した可能性があるとの報告書を公表した。

 報告書によると、分解調査の結果、エンジンが点火しにくく、上昇中に十分な濃度の燃料と空気の混合気を供給できない状態だった。マニュアルに沿った点検をしていれば、不具合の処置や飛行停止などの判断ができた可能性があるとした。

 22年11月20日、茨城県坂東市の場外離着陸場を離陸した超軽量飛行機が近くの畑に墜落、乗っていた57歳と63歳の男性が死亡した。

(2024年04月25日 10時00分 更新)

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