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新聞活用 新入社員の研修スタート トマト銀、45人が要約こつ学ぶ

記事の見出しを考えるグループワークに取り組む参加者
記事の見出しを考えるグループワークに取り組む参加者
 トマト銀行(岡山市北区番町)は24日、新聞を活用した新入社員向けのスキルアップ研修を始めた。初回が本店であり、45人が要約のこつを学んだ。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務め、結論から先に書く記事の「逆三角形スタイル」を紹介し「短時間で要点を伝えられ、ビジネスの現場で役に立つ」と解説。また「見出しは記事の内容をまとめた『究極の要約』」などと説明しながら、要約する力を鍛えることの大切さに触れ「何を伝えるのかを明確にしてから会話や文章を構成して」と助言した。

 参加者は記事を読んで見出しを考えるグループワークにも挑戦。玉島支店の女性(22)は「顧客の要望をまとめたり、上司に報告したりする際に分かりやすく要約できるようになれば。情報を取捨選択する力も身に付けたい」と話した。

 研修は全3回で、文章の段落構成を学ぶほか、インタビューの実践を予定している。

(2024年04月24日 17時55分 更新)

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