京急運転士、安全装置に細工 眠気で非常ブレーキ作動恐れ
京浜急行電鉄（横浜市）は１９日、浦賀発品川行き普通電車で５日、運転士（４８）が急病などで運転できなくなった時に自動的に非常ブレーキをかける「デッドマン装置」が作動しないよう、ハンドルにヘアゴムを巻く細工をした状態で運転していたと発表した。社内の作業基準を逸脱しており、処分を検討する。
京急によると、５日午後２時５分ごろに井土ケ谷―南太田間を走行中、定期巡回していた指導担当者が見つけた。運転士は眠気でハンドルから手が離れて装置が作動するのを恐れたといい、ヘアゴムを巻き付けることで作動しないようにしていた。
運転士は「１年ぐらい前から何回かやった」と説明している。
京急によると、５日午後２時５分ごろに井土ケ谷―南太田間を走行中、定期巡回していた指導担当者が見つけた。運転士は眠気でハンドルから手が離れて装置が作動するのを恐れたといい、ヘアゴムを巻き付けることで作動しないようにしていた。
運転士は「１年ぐらい前から何回かやった」と説明している。
（2024年04月19日 19時22分 更新）
