山陽新聞デジタル|さんデジ

震度6弱で負傷者15人に 休校1校も再開へ

 愛媛、高知両県で震度6弱を観測した地震で、愛媛県は19日、愛南町の女性が避難途中に転倒し、骨折していたと発表した。両県と大分、広島県で確認された負傷者は15人となった。愛媛県宇和島市の市立小1校は地震で損壊した受水槽の復旧が終了し、22日に再開する見通し。

 文部科学省は19日、複数箇所の石垣が欠けた宇和島市の国重要文化財「宇和島城」の被害を確認。市は修繕のため、文化庁に修理届を提出する方針。大分県竹田市の国史跡で歌曲「荒城の月」のモデルとなったとされる「岡城跡」でも石垣の一部にずれが確認された。

 国土交通省は愛媛県内の七つのホテルや民宿など宿泊施設で建物の一部損壊があったと発表した。

(2024年04月19日 19時02分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ