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東電、核燃料装填作業を報道公開 新潟の柏崎刈羽原発

 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発7号機での核燃料の装填作業で、原子炉内をのぞき込む作業員(上)=18日午後
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発7号機での核燃料の装填作業で、原子炉内をのぞき込む作業員(上)=18日午後
 東京電力は18日、新潟県の柏崎刈羽原発7号機の原子炉に核燃料を装填する作業を報道陣に公開した。原子炉建屋内でガラス越しに見る形。15日午後の作業開始後、現場を公開するのは初めて。

 「燃料取替機」と呼ばれる大型重機で1体ずつつかみ、使用済み核燃料プールから原子炉圧力容器に移す。放射線を遮蔽するため水中で行われ、かかる時間は1体につき7分ほど。重機には防護服姿の作業員が乗り込み、正しい位置に入ったかどうかを上から双眼鏡で確認していた。

 装填予定の計872体のうち、18日午後2時の段階で85体の移動を終えた。作業期間は約2週間を見込んでいる。

(2024年04月18日 18時27分 更新)

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