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栃木、現場に血痕や引きずり跡か 那須町河川敷の焼損2遺体

 2人の遺体が見つかった現場付近に張られたブルーシート=16日午後、栃木県那須町(共同通信社ヘリから)
 2人の遺体が見つかった現場付近に張られたブルーシート=16日午後、栃木県那須町(共同通信社ヘリから)
 栃木県那須町の河川敷で2人の焼損遺体が見つかった事件で、現場付近に血痕のようなものや引きずられたとみられる跡が残っていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、2人を車などで現場に運び、その後遺棄した可能性があるとみている。ガソリンのようなにおいのする缶も見つかったという。

 捜査関係者によると、遺体は結束バンドで手足が縛られていた。顔には袋のようなものをかぶせられ、上からテープが巻かれていた。

 県警によると16日午前、「マネキンのようなものが燃えている」という趣旨の通報が警察にあり、署員が駆けつけ2人の遺体を発見。1人は住所、職業不詳の宝島龍太郎さん(55)と判明した。

(2024年04月17日 05時26分 更新)

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