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1艇を4人でリレー 白熱のレース 岡山・旭川でカヌー駅伝大会

岡山城をバックにパドルで懸命に水をかく選手たち
岡山城をバックにパドルで懸命に水をかく選手たち
 チームの4人が1艇を乗り継ぎ、タイムを競う「岡山城・後楽園カヌー駅伝大会」(カヌーパークOKAYAMAなどでつくる実行委主催)が14日、岡山市中心部の旭川で開かれた。愛好家が水上からの景色を楽しみながら、白熱したレースを繰り広げた。

 京橋付近からスタートし、岡山城近くの月見橋を越えて折り返す1周約4キロを、レベルに応じて2周または4周するコース。初心者向けの「レクリエーション艇」、競技に使う「レーシングカヌー」など舟の違いも加わって6部門が用意され、県内外の47チーム約200人が参加した。

 選手たちはパドルで水を懸命にかき、ライバルと競り合うと動きは一層速まった。仲間や家族からは「頑張れ」「あと少しだ」と声援が送られ、手を振って応える姿も見られた。

 友人と参加した会社員の男性(50)=同市東区=は「川面から見る岡山城は普段より迫力があって感動する。レースも全力を出し切ることができて満足」と話した。

 大会は2012年にスタートし12回目。

(2024年04月16日 18時07分 更新)

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