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米大統領夫妻年収1億円弱 納税申告書公開

 山火事の被災地を訪問したバイデン米大統領(左)とジル夫人=2023年8月、米ハワイ・マウイ島西部ラハイナ(AP=共同)
 山火事の被災地を訪問したバイデン米大統領(左)とジル夫人=2023年8月、米ハワイ・マウイ島西部ラハイナ(AP=共同)
 【ワシントン共同】バイデン米大統領と妻のジル夫人は15日、2023年の納税申告書を公開し、夫妻の合計収入が約62万ドル(約9560万円)だったと明らかにした。22年の約58万ドルから約7%増えた。

 ホワイトハウスは声明で「大統領は国民に対しオープンかつ正直であるべきだと信じている」と強調した。11月の大統領選で対決するトランプ前大統領は慣例に反して在任中、納税記録の公開を拒んでおり、違いをアピールする狙いとみられる。

 バイデン氏夫妻は連邦政府と州に計約17万7千ドルの税金を納め、約2万ドルを慈善事業に寄付した。

(2024年04月16日 10時39分 更新)

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