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家族ら工作通じ木の魅力触れる 倉敷で全国植樹祭PRイベント

木工のワークショップを楽しむ子どもたち
木工のワークショップを楽しむ子どもたち
 「第74回全国植樹祭」(5月26日、岡山市)のPRイベントが13日、倉敷市水江のイオンモール倉敷で開かれた。木工のワークショップや木製品の販売など木の魅力に触れるコーナーが設けられ、家族連れらが楽しんだ。

 岡山県などによる実行委が、県内各地の工房や製材所と協力して開催。ワークショップでは四角や丸のブロックを組み合わせたオブジェやこいのぼりを作り、子どもたちが笑顔で挑戦した。販売コーナーには積み木やコースター、雑貨などが並び、にぎわった。

 ワークショップでウッドフラワーを作った同市立倉敷南小6年の女子児童(11)は「香りがよくかわいらしいのができた。自宅の玄関に飾りたい」と話した。

 会場には植樹祭を紹介するパネルが飾られたほか、実行委会長の伊原木隆太知事も来場し「自然の大切さを見つめ直し、環境への意識が変わる植樹祭にしたい」と呼びかけた。知事らは同モール屋外の植え込みに、ユズリハの苗木(高さ約70センチ)6本を記念植樹した。

 植樹祭は天皇、皇后両陛下が臨席される「四大行幸啓(ぎょうこうけい)」の一つで、県内開催は57年ぶり2回目。

(2024年04月13日 15時50分 更新)

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