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岡山イノベーションスクール開講 ゼロワンブースター合田氏ら講演

岡山市内で始まった岡山イノベーションスクール
岡山市内で始まった岡山イノベーションスクール
 実践的なビジネス教育を行う起業家育成塾「岡山イノベーションスクール2024」が12日夜、岡山市内で開講した。岡山、香川県の30人が、経営者から事業の創造や戦略に必要なスキルを学んだ。

 企業の事業開発支援などを展開するゼロワンブースター(東京)の合田ジョージ社長が講演した。合田社長は会社を成長させる上での成功例や失敗談など自身の経験を交えながら「起業そのものよりも、どんどん新しいことをやって会社を伸ばしていく方が難しいし、重要だ」と説明。参加者に向け「未来は予測するものではなく、創造するもの。大切なのは前向きな思考、人とのつながり、そして行動だ。運や才能は行動の先にある」と呼びかけた。

 インターネット関連サービスを手がけるビジネスラリアート(京都市)の中西俊之社長と、ウェブサイト作成などのBRアーティー(岡山市北区本町)の大西徹社長の講演もあった。

 同スクールは中国銀行(同市)とサンマルク財団(同)、山陽新聞社(同)が連携し、優れた起業家を発掘する「岡山イノベーションプロジェクト」の一環。8回の講義を通じて経営の知識や心構えを学び、12月に修了式を行う。

(2024年04月12日 20時58分 更新)

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