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『ゴジラ-1.0』興収73.5億円突破 GWに向けて入プレ・応援上映・副音声上映の新企画続々

『ゴジラ-1.0』入場者プレゼントとして配布されるステッカー (C)2023 TOHO CO., LTD.
『ゴジラ-1.0』入場者プレゼントとして配布されるステッカー (C)2023 TOHO CO., LTD.
 昨年11月3日からロングラン上映が続いている映画『ゴジラ-1.0』。「第96回アカデミー賞」でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞したことでさらに注目を集め、4月11日までの公開161日間で観客動員486万人、興行収入は73.5億円を突破し、2023年に日本で公開された実写映画ランキング1位(興行通信社調べ)の記録を更新中。さらに、「“GGW”(ゴールデンゴジラウィーク)」の開催が決定。19日より入場者プレゼント配布・応援上映・副音声上映と新たな企画が目白押しだ。

【動画】応援上映「『ゴジラ-1.0』海神作戦応援乗船」心得特別映像

■ゴールデンゴジラステッカーをプレゼント

 第2弾となる入場者特典は、金色に輝く“マイナスワンゴジラ”があしらわれたオリジナルステッカー「GGS-1.0(ゴールデンゴジラステッカーマイナスワン)」。19日より全国合計30万人限定で配布される。黒い背景に禍々しく金色に浮かび上がる、本作のゴジラがあしらわれたオリジナルステッカーだ。

 アカデミー賞受賞会場では、山崎貴監督が願掛けとして、金色に塗られたゴジラのフィギュアを常に持ち歩いていたことも話題となったが、そんな縁起のいい “金色のゴジラ”が描かれた重厚感あふれるデザインとなっている。

■初の応援上映 TOHOシネマズ新宿では田中美央も参加

 TOHOシネマズ新宿・TOHOシネマズ梅田の2ヶ所で、19日午後7時の上映回で初の応援上映を開催する。その名も「『ゴジラ-1.0』海神(わだつみ)作戦応援乗船」。ゴジラ討伐に向け、立ち上がった名もなき民間人の一人となり、ゴジラに抗うという本作の世界観に、より没入することができるイベント。

 TOHOシネマズ新宿で実施される応援上映には、本作において重要人物である海神作戦総指揮・堀田辰雄艦長を演じた田中美央の参加が決定。自身も『ゴジラ-1.0』鑑賞回数30回以上を誇り、さらにハリウッド版『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(4月26日公開)では日本語吹替を務めることも決定している田中が現地に駆け付け、今度はアツいゴジラファンたちを束ね、応援上映の指揮を執る。

 この応援上映に向けては、堀田艦長(田中)が、「『ゴジラ-1.0』海神作戦応援乗船」の心得を解説する特別映像も制作。映像では、作中の海神作戦の説明の如く、応援上映にあたっての注意事項や応援方法などがしっかりと説明されている。堀田艦長の「海神作戦を開始する!」や「衝撃に備えよ!」といった各登場人物の名セリフを一緒に言うもよし、好きな登場人物を応援するもよし、乗組員などの恰好をして鑑賞するもよし。詳細は映画公式ホームページに掲載されている。

■オスカー受賞・白組メンバーによる副音声上映

 そして、4月19日~5月9日の3週間限定で、世界を沸かせた白組のオスカー受賞メンバー(山崎貴監督×渋谷紀世子×高橋正紀×野島達司)による副音声上映の実施も決定。「HELLO! MOVIE」というアプリを使用して、スマートフォンで音声を再生することで、劇場で映画も見ながら解説を聞く事ができる仕組み。このアプリでは、劇場の環境のみで再生が可能になるため、撮影秘話やVFXの仕組み、アカデミー賞授賞式での小話など、「ここでしか聞けない」話を聞くことができる。



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(2024年04月12日 18時00分 更新)

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