辻村深月の小説『傲慢と善良』映画化 主人公たちを演じるキャストは後日発表
直木賞作家・辻村深月氏の小説を原作とした映画『傲慢と善良』(読み:ごうまんとぜんりょう)が、9月27日より全国公開されることが発表された(配給:アスミック・エース)。主人公の架と真実はマッチングアプリで出会い婚約した直後、真実が突然失踪してしまう。彼女を探すうち<知りたくなかった過去と嘘>が明かされていく。最後にたどり着く“一生に一度の選択”を描く恋愛ミステリー。
【画像】小説『傲慢と善良』原作書影
今回解禁されたビジュアルには、「婚約者が、突然消えた―。真実なんて、何ひとつ見えてなかった―」のコピーとともに、架と真実らしき人物が窓辺から夜の街を眺めている姿が映し出されている。失踪した真実(まみ)のことも真実(しんじつ)も何も見えていなかったと後悔を示すかのようなコピー。後日発表される主人公の架と真実を演じるキャストにも注目が集まる。
2019年に単行本が発売された原作小説には、現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれており、「第7回ブクログ大賞」を受賞したほか、20代、30代を中心に多くの共感を呼び話題が広がっている。
原作者の辻村氏は「今も届く読者の皆さんの感想の声の切実さ、多様さに驚いています。 それはおそらく、この小説の誰か・何かに皆さんが『自分』を見てくれているからなのでしょう。映画化を通じ、より多く深く、皆さんの心に刺さるものがあることを願っています」とコメントを寄せている。
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2019年に単行本が発売された原作小説には、現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれており、「第7回ブクログ大賞」を受賞したほか、20代、30代を中心に多くの共感を呼び話題が広がっている。
原作者の辻村氏は「今も届く読者の皆さんの感想の声の切実さ、多様さに驚いています。 それはおそらく、この小説の誰か・何かに皆さんが『自分』を見てくれているからなのでしょう。映画化を通じ、より多く深く、皆さんの心に刺さるものがあることを願っています」とコメントを寄せている。
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(2024年04月12日 08時00分 更新)