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『ちびまる子ちゃん』まる子役、TARAKOさんの後任は菊池こころに決定 4・21放送回から登場

『ちびまる子ちゃん』まる子役の新声優に決まった菊池こころ(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
『ちびまる子ちゃん』まる子役の新声優に決まった菊池こころ(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
 日本アニメーションは12日、同社がアニメーションの制作・ライセンス管理を行う『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子役の声優を放送開始の1990年より務めてきたTARAKOさんの後任に菊池こころが決定したことを発表した。複数回にわたるオーディションを経て抜てきされた。

【画像】泣ける…笑顔のまる子&友蔵 TARAKOさんラスト出演回の場面カット

 菊池は「TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです」とコメントしている。

 これまで『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京)のうちはサラダ役や、『ワンピース』(フジテレビ系)のトコ役など、多くのキャラクターを務めており実績は十分。2018年8月12日に放送された「まる子、幽霊を助ける」の巻では、“お花ちゃん”という役で『ちびまる子ちゃん』にも出演したこともあり、番組との縁もある。

 前任・TARAKOさんが育んできた“まる子像”を引き継ぎ、菊池の務める“まる子”は、今月21日から放送開始となる。

 なお『ちびまる子ちゃん』ではアニメ35周年を記念し、同じく21日の放送から6月9日にかけて「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」を開催。菊池の務めるまる子と一緒に、クスっと笑わせてくれる懐かしい名作の数々を放送していく。

■菊池こころの一問一答

――今回まる子役に決定した際のお気持ちをお聞かせください。

【菊池】マネージャーから電話で“決まったよ”と言われ、“え”と発したあとは何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。うれしい……緊張、安堵(あんど)、不安、何だかよく分からない複雑な感情で頭がいっぱいになりました。

――アニメ『ちびまる子ちゃん』にはどんなイメージを持っていますか?

【菊池】日曜の夕方18時にテレビをつけるといつものキャラクターたちがそこにいてくれてホッとします。小学3年生の何てことのない日常のお話なのに毎回面白くて、老若男女に親しまれているすごい作品だなと思います。それも30年以上…。合間に入るナレーションも顔のタテ線も今ではおなじみですが改めて思うととても斬新ですよね。それと、まるちゃんの服が“顔Tシャツ”に変わると夏の訪れを感じます。

――今後の意気込みをお聞かせください。
【菊池】放送開始から毎週観ている大好きな『ちびまる子ちゃん』。今から6年前に一度だけ“まる子”の現場に呼んでいただいた事がありました。キャスト・スタッフの皆さんが明るく楽しく収録に臨んでいて、その明るさの中心にはTARAKOさんがいました。ごあいさつに伺ったら笑顔で対応してくださり、共演者のアドリブには笑ってつっこみを入れて、アフレコ中ずっと楽しそうにニコニコされていました。

 その日から『ちびまる子ちゃん』がもっともっと大好きになりました。TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願いいたします。

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(2024年04月12日 06時32分 更新)

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