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ナワリヌイ氏執筆の自伝出版へ 11カ国語に翻訳、10月にも

 アレクセイ・ナワリヌイ氏(ロイター=共同)
 アレクセイ・ナワリヌイ氏(ロイター=共同)
 ロシアのプーチン大統領と対立し、2月に刑務所で死亡した反政府活動家ナワリヌイ氏の妻ユリアさんは11日、同氏が執筆していた自伝が10月に出版されるとX(旧ツイッター)で明らかにした。

 ロイター通信などによると、題は「愛国者」。11カ国語に翻訳される。過去の活動などを回顧する内容という。

 ユリアさんは、ナワリヌイ氏が2020年に毒殺未遂に遭い、治療のためドイツに出国した後に執筆が始まったと説明。一部の関係者以外には秘密にされてきたが「もうその必要はなくなった」としている。

 ナワリヌイ氏は21年1月にロシアに帰国して逮捕され、過去の経済事件などに関連して有罪とされ服役していた。

(2024年04月12日 05時49分 更新)

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