３日に発生した台湾東部沖地震の被災地を支援しようと、玉野市や東備地域の６市町でも募金箱を庁舎などに置き、義援金を送る動きが広がっている。

　玉野市は８日から、市役所（宇野）１階ロビーに能登半島地震の募金箱と並べて設置。台湾に友好都市の提携先はないが、市福祉政策課（０８６３ー３２ー５５６４）は「東日本大震災など日本で大規模災害が起きた際、大きな支援を受けてきた。少しでも恩返しできるよう協力をお願いしたい」とする。

　６月２８日まで平日に受け付け、日赤県支部を通じて被災地に浄財を届ける。

　備前市は市役所と、三石、日生、吉永の３総合支所。地震発生の３日から開始し、平日のみ受け付け、期間を区切らず当面続ける。問い合わせは市危機管理課（０８６９ー６４ー１８０９）。

　赤磐市は１０日から開始。６月下旬まで市本庁舎のほか、赤坂、熊山、吉井の３支所と仁堀、桜が丘の２出張所など。桜が丘出張所は日曜日も受け付ける。問い合わせは市社会福祉課（０８６―９５５―１１１５）。

　瀬戸内市は８日スタート。市役所と長船、牛窓の２支所、裳掛出張所で６月末まで。問い合わせは市秘書広報課（０８６９ー３４ー７０９５）。

　岡山県和気町は１０日から町役場と佐伯庁舎。問い合わせは町危機管理室（０８６９ー９３ー１１２３）。

　同県吉備中央町は５日から６月２８日まで賀陽、加茂川の両庁舎と吉川、大和の２支所、井原出張所、かもがわ総合福祉センター。賀陽庁舎のみ土日祝日も受け付ける。問い合わせは町福祉課（０８６６ー５４ー１３１７）。