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阪神―中日 前売り入場券販売開始 6月25日 倉敷でプロ野球公式戦

プロ野球公式戦「阪神-中日」の前売り券を買い求めるファンら=山陽新聞社さん太ホール
プロ野球公式戦「阪神-中日」の前売り券を買い求めるファンら=山陽新聞社さん太ホール
 6月25日に倉敷市のマスカットスタジアムで行われるプロ野球セ・リーグ公式戦「ダイワハウススペシャル 阪神―中日」(阪神タイガース、山陽新聞社主催)の前売り入場券の販売が10日、岡山市内のプレイガイドなどで始まった。

 特別に窓口を設けた山陽新聞社さん太ホール(同市北区柳町)では、午前9時の販売開始前から約300人が列をつくった。阪神ファン歴30年以上という団体職員の男性(62)=岡山県矢掛町=は「森下選手のホームランが見たい。(DeNAを7―2で下した)昨年のマスカットでの試合のように快勝してほしい」と話した。

 阪神は球団初のリーグ連覇に向け、投打とも上向いてきた。38年ぶりに日本一に輝いた昨季の原動力となった投手陣は、MVP右腕の村上が9日の広島戦で7回無失点と好投。守護神岩崎、新外国人のゲラら救援陣は盤石だ。オープン戦で湿りがちだった打線も佐藤輝が5、6日のヤクルト戦で2戦連続本塁打。近本、大山ら主力に加え勝負強い森下、高卒3年目の前川ら若手にも期待がかかる。

 2年連続リーグ最下位の中日は、課題の得点力不足解消の兆しが見えてきた。打点王過去3度の中田が加わり、移籍2年目で昨季24本塁打の細川と強力なクリーンアップを形成。強みの投手陣も肘の手術から復帰した沢村賞左腕の大野が3日の巨人戦で2季ぶりに白星を挙げるなど、厚みを増している。9日には2016年5月以来となる単独首位に立った。

 試合開始は午後6時。前売り券は山陽新聞社サービスセンター、岡山、倉敷市内の主なスポーツ店、プレイガイド、山陽新聞販売所、チケットぴあ、コンビニエンスストアなどで販売する。

 公式戦は山陽新聞創刊145周年記念事業の一環。問い合わせは山陽新聞社事業本部(086―803―8015)。

(2024年04月10日 11時52分 更新)

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