山陽新聞デジタル|さんデジ

県道高梁御津線 通行止め解除へ 吉備中央 落石から9カ月ぶり

 岡山県は9日、昨年6月末に直径約2メートルの落石があり、一部区間を全面通行止めとしていた吉備中央町下加茂の県道高梁御津線について、11日午後3時に規制を解除すると発表した。落石対策が完了したためで約9カ月ぶり。

 通行止めとなっていたのは約100メートル区間。県は昨年11月から工事を進め、崩落箇所に特殊な接着剤を注入し、周辺の岩を金属製ロープで固定、県道沿いのり面に長さ約50メートル、高さ約3メートルの落石防止柵を設置するなどした。

 現在、迂回(うかい)ルートを運行している町巡回バスは5月1日から元のルートに戻す。津賀小児童が通学に使う路線バス、加賀中のスクールバスも順次通常に戻す予定。

(2024年04月09日 20時29分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ