日本郵便中国支社（広島市）は５月２６日に岡山市で開かれる「第７４回全国植樹祭」を記念し、岡山県内の豊かな自然や名所を題材にしたオリジナルのフレーム切手を作った。８００シート限定で、今月１３日に倉敷市内で一部を先行販売し、同１５日から県内の全４１６郵便局や日本郵便のインターネットショップで扱う。

　植樹祭主会場のジップアリーナ岡山がある県総合グラウンド（岡山市）やサテライト会場のグリーナブルヒルゼン（真庭市）をはじめ、桜の名所として知られる井原堤（井原市）、菩提（ぼだい）寺（奈義町）の国天然記念物・大イチョウといった四季折々の景観を切り取っている。植樹祭の県実行委員会や各市町村などが写真を提供した。

　８４円切手の１０枚組で、１３３０円。先行販売はイオンモール倉敷（倉敷市水江）の１階セントラルコートで午前１０時～午後１時に行う。数量限定でなくなり次第終了する。

　全国植樹祭は天皇、皇后両陛下が臨席される「四大行幸啓（ぎょうこうけい）」の一つで、県内開催は５７年ぶり２回目。