任期満了に伴う笠岡市長・市議選（１４日投開票）の期日前投票が８日、同市笠岡の中央公民館で始まった。１３日まで午前８時半～午後８時に受け付ける。

　２階会議室に投票所を開設。有権者が市長選と市議選の投票用紙を受け取り、それぞれ意中の候補者名を記入して投じた。同市東大戸から訪れた４０代の男性会社員は「子どもが年々減っている。青少年の教育やスポーツ振興に力を入れてほしい」と話した。

　島しょ部の白石、北木、真鍋島では１１、１２日、各出張所に期日前投票所を設置。いずれも午前９時～午後４時に受け付ける。

　前回（２０２０年）の投票率は市長選５５・６５％、市議選５５・６４％で、ともに過去最低を更新。うち期日前投票者数は市長選６６７８人、市議選６６７９人と、いずれも全投票者数の約３割を占めた。

　今回、市長選は新人で元市議の栗尾典子氏（５６）と、３選を目指す現職の小林嘉文氏（６３）の無所属２人が立候補。市議選（定数２０）には、２４人（現職１４人、元職１人、新人９人）が立っている。

　１４日の投票は午前７時から午後６時まで市内３７カ所で行われ、同８時から市民体育センター（同市八番町）で開票される。