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ハンドボール 中山佳穂(北国銀行) 雪辱のゴール狙う左腕

 ゴールに向かって右45度、ライトバックのポジションから中山佳穂(北国銀行、総社市出身)が切れ込む。身長172センチの左腕から放たれた強烈なシュートは無情にもポストにはじかれた。

おりひめジャパンで主軸を担う中山佳穂。世界最終予選では「チーム一丸で切符をつかみにいく」と、48年ぶりとなる自力での五輪出場を目指す=2月15日、北国銀行スポーツセンター
おりひめジャパンで主軸を担う中山佳穂。世界最終予選では「チーム一丸で切符をつかみにいく」と、48年ぶりとなる自力での五輪出場を目指す=2月15日、北国銀行スポーツセンター

 昨夏のパリ五輪アジア予選(広島)は1点に泣いた。韓国と3戦全勝同士で迎えた最終戦は、引き分けでも総得失点差で“切符”をつかめる状況だった。23―24でラスト2分を切った場面だ。ボールはこの日4得点の中山に渡るが、決定機にネットを揺らせなかった。...
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(2024年04月08日 10時16分 更新)

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