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Vカップ シーガルズ4位 決勝R3位決定戦 JTに1―3

第3セット、懸命にボールを追う岡山シーガルズの山城愛心(中央手前)=駒沢屋内球技場
第3セット、懸命にボールを追う岡山シーガルズの山城愛心(中央手前)=駒沢屋内球技場
 バレーボールV1女子のVカップ最終日は7日、東京・駒沢屋内球技場で行われ、決勝ラウンドの3位決定戦に臨んだ岡山シーガルズ(B組1位)はJT(同2位)に1―3で敗れ、4位となった。決勝はデンソー(A組1位)が3―2で日立(同2位)に競り勝ち、頂点に立った。

 シーガルズはセットカウント0―2と追い込まれた第3セット、レフト中本、ライト小松原らの強打を軸に25―23で奪い返した。しかし、第4セットは守備の連係ミスが出るなど中盤までに大きくリードを許し、押し切られた。

 Vカップは3年ぶりの開催。V1女子の全12チームが参加し、2組に分かれた予選ラウンドの各組上位2チームが決勝ラウンドで争った。

JT3―1岡山シーガルズ
25―21
25―20
23―25
25―18

 【評】岡山シーガルズは接戦となった出だしの2セットをものにしたかった。第1セットは16―17から3連続失点したのが響き、第2セットは19―19から先手を奪えなかった。城戸陽らが体を張って強打を拾い、ラリーに持ち込んだものの攻撃の決定力を欠いた。佐伯、中本、高柳らレフト陣へのマークが厳しく、要所でつなぎにミスが出るなど波に乗れなかった。

 JTは21点を挙げた西川ら5人が2桁得点と力強かった。

(2024年04月07日 21時43分 更新)

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