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シーガルズ Vカップ決勝進出逃す 日立に2―3、3位決定戦へ

第5セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加が強打を決め、5―5とする=駒沢屋内球技場
第5セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加が強打を決め、5―5とする=駒沢屋内球技場
 バレーボールV1女子のVカップは6日、東京・駒沢屋内球技場で予選の4強による決勝ラウンド準決勝が行われ、予選B組を1位通過した岡山シーガルズは2―3でA組2位の日立に敗れ、決勝進出を逃した。7日の3位決定戦に回り、B組2位のJTと対戦する。

 シーガルズは2セット先取され、後がなくなった第3セット、レフト中本、ライト山城らのアタックを軸に25―17でものにして流れを引き戻した。第4セットはレフト佐伯がけん引してタイに持ち込んだが、最終セットは10―9からひっくり返されて力尽きた。

 準決勝のもう1試合は、A組1位のデンソーが3―1でJTを退け、7日の決勝で日立と顔を合わせる。

日立3―2岡山シーガルズ
26―24
25―21
17―25
21―25
15―12

 【評】岡山シーガルズは立ち上がりの2セットを落としたのが痛い。第1セットは佐伯、小松原らがしぶとく得点して21―19としたものの、ここから攻守がかみ合わず逆転を許した。第2セットも序盤の5点リードを守れず19―19とされ、押し切られた。中本、高柳らの堅守でリズムをつかみ、2セットを奪い返した粘りも及ばなかった。

 日立は相手のサーブレシーブ成功率を38・3%に低下させたサーブ戦術が生きた。

(2024年04月06日 20時07分 更新)

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