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樹下を彩る深紅の花 矢掛・圀勝寺のツバキが満開

満開となった圀勝寺のツバキ。落ちた花が樹下を彩る
満開となった圀勝寺のツバキ。落ちた花が樹下を彩る
 岡山県矢掛町東三成の圀勝寺(こくしょうじ)で、町天然記念物のツバキが満開を迎えた。深紅の花と濃い緑色の葉が美しいコントラストを見せ、枝から落ちた花も赤いじゅうたんのように樹下を彩っている。

 例年より1週間ほど遅い3月中旬に咲き始め、ここ数日で一気に開いた。推定樹齢350年、高さ約6メートル、四方約9メートルに大きく広がる枝には無数に花が付き、時折ぽとりと落ちる。今月中旬まで樹下の見頃が楽しめそうという。

 住民でつくる椿(つばき)会が世話をしており「境内にはサクラもある。一緒に楽しんでほしい」とする。同会は6日午前9時~午後3時、お茶などを振る舞う「椿祭り」を開く。

(2024年04月05日 16時02分 更新)

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