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岡山県内コロナ感染者 8週ぶり増 直近1週間 インフルは2週連続減

 岡山県は4日、県内の指定84医療機関での定点把握に基づく直近1週間(3月25~31日)の新型コロナウイルス感染者数(速報値)を公表した。計547人で、1医療機関当たり6・51人。前週(18~24日、5・95人)から約1割増え、8週ぶりに増加に転じた。

 要因について県は「年度末で人の移動が活発だったからではないか」と分析。年代別では70代58人(前週35人)が7割近く増え、10代と60代も各60人(前週ともに41人)と増加が目立った。

 1定点当たりの感染者数を保健所別に見ると、備北が10・50人と最も多く、倉敷市8・06人、備中7・42人も平均を上回った。

 同じ期間の季節性インフルエンザの感染者数は計510人で、1医療機関当たり6・07人。前週(8・02人)から約2割減り、2週連続の減少となった。

(2024年04月04日 17時43分 更新)

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