福山市議選（７日投票）の期日前投票が１日始まった。３日以降に開設される投票所もあり、６日まで市役所や各支所など１４カ所で受け付ける。

　同市東桜町の市役所では１日、朝から有権者が次々と訪れた。仕事や旅行など投票日に投票できない理由を記した宣誓書を提出した後、投票用紙に意中の候補者名を記入して投じた。介護施設に勤める会社役員の男性（７７）＝同市＝は「高齢化が進む中、介護人材不足の解消に取り組んでくれそうな候補者を選んだ」と話した。

　市役所を含む大半の期日前投票所では午前８時半～午後８時に受け付けている。前回（２０２０年）の市議選は５万４３６８人が期日前投票を行い、投票総数の３７・３７％を占めた。

　今回の市議選は定数３８に対し、現職２９人、新人２７人の計５６人が立候補している。