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シーガルズ 5戦全勝で首位通過 Vカップ予選B組 久光に3―0

第1セット、佐伯亜魅加(右から2人目)のスパイクが決まって15―14とし、喜ぶ岡山シーガルズの選手たち=山陽ふれあい公園総合体育館
第1セット、佐伯亜魅加(右から2人目)のスパイクが決まって15―14とし、喜ぶ岡山シーガルズの選手たち=山陽ふれあい公園総合体育館
 バレーボールV1女子のVカップは30日、赤磐市の山陽ふれあい公園総合体育館などで予選ラウンドがあり、B組で既に決勝ラウンド進出を決めている1位岡山シーガルズは4位久光に3―0で快勝。5戦全勝のB組首位で予選を通過した。

 シーガルズは第1セット10―14からライト甲斐、レフト佐伯の強打などで逆転に成功し、そのままセットを先取。第2、第3セットは強打レシーブからしぶとく攻撃につなげ、ストレートで押し切った。

 B組はJTが3位トヨタ車体を3―0で下して2位での突破を決めた。A組はともに2位以内が確定している日立とデンソーが激突。デンソーがフルセット勝ちし、首位に浮上した。デンソーが31日のPFU戦に勝てば1位、負ければ日立が1位となる。

 決勝ラウンド(4月6、7日・駒沢屋内球技場)は4チームによるトーナメントを実施。シーガルズは6日の準決勝でA組2位と対戦し、勝てば7日の決勝に臨む。

岡山シーガルズ3―0久光
25―21
25―13
25―19

 【評】岡山シーガルズが久光を圧倒した。両チーム最多23得点の佐伯を筆頭に甲斐、川島、小松原の4人が50%超のアタック決定率をマーク。安定したサーブレシーブから妹尾、宮下の両セッターが巧みなトス回しで相手を翻弄(ほんろう)したのが大きい。長瀬、金田らのブロックで計8点を挙げたのも効いた。

 久光は第1セットを逆転で落としたのが痛い。その後も守備で粘れず、立て直せなかった。

(2024年03月30日 20時36分 更新)

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