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瀬戸内の魅力発信 マルシェ始まる 岡山・杜の街 初回はパンとワイン

岡山県内のベーカリーやワイナリーが出店したマルシェ
岡山県内のベーカリーやワイナリーが出店したマルシェ
 食をはじめとした瀬戸内地域の魅力を発信するマルシェ「THE MARKET…Setouchi(ザ・マーケット セトウチ)」が30日、複合施設・杜の街グレース(岡山市北区下石井)で始まった。両備ホールディングス(HD、同)が初開催し、第1回はパンと自然派ワインをテーマに岡山県内の約20店がブースを設ける。31日まで。

 ベーカリーの「ムッシュ ド ムスタッシュ」(倉敷市)「インダストリー」(総社市)「町の小さなパン屋さんmomo」(早島町)といった15店がクロワッサンやメロンパンなどを販売。ワイナリーの「ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン」(岡山市)「ドメーヌ・テッタ」(新見市)など3店がグラスワインを提供する。コーヒーやフルーツソーダのブースも並ぶ。

 会場にはDJが選曲する音楽も流れ、家族連れやカップルがテーブルやベンチでパンを味わったりワインに頬を赤くしたりしていた。31日は午前11時~午後4時。少雨決行。

 マルシェは、投資会社のイシカワホールディングス(HD、岡山市北区弓之町)が企画協力する。今後も岡山をはじめ瀬戸内地域から出店者を募り、年4回程度の催しとして定着させる方針。

 両備HDの松田敏之社長は「地域の魅力に気づき楽しんでほしい。出店者の地元に足を運んでもらうきっかけにもなれば」とし、イシカワHDの石川康晴社長は「各地の名店が集結している。心豊かな時間を過ごしてもらいたい」と話した。

(2024年03月30日 17時16分 更新)

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