岡山県内の神社や寺院を題材にした「まいられぇ岡山　寺社仏閣を巡るフォトコンテスト」の撮影スポットを訪ねるバスツアー（山陽新聞社主催）が３０日あり、写真愛好家ら４２人がプロの手ほどきを受けながら思い思いにシャッターを切った。

　元山陽新聞社写真部長で県展（写真の部）審査員の長瀬正己さん（７４）とともに上寺山餘慶（よけい）寺（瀬戸内市）や宗忠神社（岡山市）など５カ所を訪問。吉備津神社（同市）では「季節感を大切に」との助言を受け、咲き始めた桜などを探しては好みの構図で切り取っていた。

　写真歴１０年ほどという倉敷市の女性（８１）は「教えが大変勉強になる。出かけやすい気候になったし、撮影を楽しみたい」と話した。

　フォトコンテストは県内６９の寺社が対象で応募締め切りは８月１９日。ツアーは４月６日もある。