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全国初 ももクロのマンホールふた 4月、福山市が4カ所に設置

ももいろクローバーZのコンサートを記念し作成されたマンホールのふた
ももいろクローバーZのコンサートを記念し作成されたマンホールのふた
 福山市は29日、昨春誘致して開催した人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の地域活性化コンサートから1周年となる4月、イベントロゴをあしらったデザインマンホールふたを市内4カ所に設置すると発表した。誘客促進が狙いで、ももクロ関連のマンホールふた設置は全国初。

 鋳鉄製で直径約60センチ。コンサート「ももクロ春の一大事」で使われたロゴを施している。市のマスコットキャラクター「ローラ」とももクロのキャラ「ももたん」が市花の赤いバラに包まれた構図。メンバーの数に合わせて4枚作成した。

 4月11~22日に市役所で展示。その後、会場となった福山通運ローズスタジアム(同市水呑町)などメンバーが訪れた市内ゆかりの地に配置する。

 「春の一大事」は自治体と連携し、地域活性化を目指す狙いで2017年から各地で開催。福山市では昨年4月22、23日に開かれて約2万8千人を集め、地場企業によるコラボレーショングッズの販売などで約7億1千万円の経済効果があった。

 市は22年にも福山城築城400年を祝い、広島カープの球団マスコット「カープ坊や」が初代福山藩主・水野勝成の甲冑(かっちゅう)をまとったデザインのマンホールふたを作成している。

(2024年03月29日 20時05分 更新)

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