岡山県は２９日、直近１週間（１８～２４日）の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。入院者数は２８６人と前週（１１～１７日、２９７人）から３・７％減り、３週ぶりに減少に転じた。

　入院者数に応じて変動させる感染レベルは４段階のうち下から２番目の「段階１」（入院者数２４８～３７２人）を維持。重症者は前週から２人減って２人となった。

　県内８４の定点医療機関から報告された感染者数は５００人で、１医療機関当たり５・９５人（前週６・７９人）と７週連続で前週を下回った。９歳以下９７人（前週１２４人）１０代４１人（６４人）など多くの年代で減少したが、２０代５３人（３８人）３０代５７人（４２人）は増えた。

　県保健医療部は「新年度に入れば普段会わない人との接触機会が増える。場面に応じた対策をお願いしたい」としている。