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金の大輪と満開の醍醐桜が初共演 岡山県庁中庭、大規模改修で実現

再設置された「環」と満開を迎えた醍醐桜=岡山県庁
再設置された「環」と満開を迎えた醍醐桜=岡山県庁
 金の大輪と満開の桜が初共演―。岡山県庁(岡山市北区内山下)の大規模改修に合わせ、中庭の一角に再設置された巨大モニュメント「環(かん)」と傍らで見頃を迎えた醍醐桜による異色のツーショットが来庁者の目を楽しませている。

 環(1981年制作、直径5メートル、重さ5トン)は傷みが目立っていたことから塗装し直し、大規模改修が完成した21日、中庭中央の当初の位置から25メートル東に移設。隣には真庭市の県天然記念物・醍醐桜の苗木が樹高約11メートルに成長した大桜があり、薄ピンク色の花々と絶妙なコントラストを織りなしている。

 晴天となった27日は多くの来庁者がモニュメントと桜にカメラを向けた。思わず足を止めた人は「陽光でまばゆく輝く金色とピンク色に心を奪われた。実に豪華な光景だ」。大桜は今週いっぱい楽しめそう。

(2024年03月27日 20時30分 更新)

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