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交際相手から暴力過去最多18% 4割どこにも相談せず

 交際相手からの暴力の経験
 交際相手からの暴力の経験
 内閣府は26日、男女間における暴力に関する調査の結果を発表した。調査は1999年度以降、3年ごとに実施。交際相手からの暴力被害の経験については2014年度以降に尋ねているが、今回は18・0%で過去最多だった。約4割はどこにも相談しておらず、内閣府の担当者は「相談しやすい環境整備を進める」としている。

 調査は2023年11~12月、全国の18~59歳の男女を対象に実施。2950人から有効回答があった。配偶者や交際相手からの暴力のほか、ストーカー、同意のない性交などの被害について尋ねた。

 男女別でみると、配偶者からの暴力被害の経験は、女性が27・5%、男性22・0%だった。交際相手からは女性22・7%、男性12・0%。被害割合はいずれも前回の20年度調査から増加した。

 不同意性交などの被害に遭ったのは女性8・1%で、男性0・7%だった。被害を受けた人の55・7%がどこにも相談していなかった。

 被害時期を複数回答で問うと「20代」が約4割で最多。「小学生の時」も1割以上だった。

(2024年03月26日 22時16分 更新)

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