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古川聡飛行士が帰還会見 「故郷は地球」実感

 国際宇宙ステーションから帰還し、ジョンソン宇宙センターで記者会見する古川聡飛行士=25日(NASAの中継から・共同)
 国際宇宙ステーションから帰還し、ジョンソン宇宙センターで記者会見する古川聡飛行士=25日(NASAの中継から・共同)
 【ワシントン共同】国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した古川聡飛行士(59)らが25日、米テキサス州の米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターで記者会見した。古川さんは「宇宙に行く前は、故郷を聞かれれば日本か(訓練を受ける)ヒューストンだと考えていた。だがISSで過ごす中で、自分の故郷は地球なんだなと思った」と振り返った。

 古川さんらは12日、宇宙船クルードラゴンでフロリダ州沖に着水した。重力を感じる環境は半年ぶり。「数日は下を見るだけで気分が悪くなり、靴が履けなかった。頭が重く、背中も痛かった」と明かした。宇宙では「温泉が恋しかった」と笑った。

(2024年03月26日 08時40分 更新)

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