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奈良、維新知事予算を自民が修正 太陽光発電巡り対立

 奈良県議会は25日、県の2024年度当初予算の修正案を賛成多数で可決した。日本維新の会の山下真知事が進める大規模太陽光発電所(メガソーラー)整備を巡り、自民党系の最大会派が反発。整備に向けた検討費用を含む約5200万円を削り、防災体制の基本構想策定に充てる修正を求めた。修正案には自民のほか公明党会派などが賛成した。

 昨年春の就任以降、前知事の路線転換を相次ぎ打ち出した山下氏と、自民の対立関係が顕在化した。県の当初予算案は19日の予算審査特別委員会で、自公の反対多数で否決されていた。

(2024年03月25日 17時26分 更新)

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