山陽新聞デジタル|さんデジ

県産米2銘柄「特A」記念しPR JAグループ岡山、表町商店街で

精米やPR用リーフレットなどを配る青江会長ら
精米やPR用リーフレットなどを配る青江会長ら
 2023年産米の食味ランキングで岡山県産の「きぬむすめ」と「にこまる」が最高位の「特A」に選ばれたのを記念し、JAグループ岡山は25日、岡山市の表町商店街でPRイベントを行った。

 JA岡山中央会の青江伯夫会長、中国四国農政局の仙台光仁局長、岡山県の横田有次副知事らが2銘柄の精米(各300グラム)やPR用リーフレットなどが入った500セットを通行人に手渡した。青江会長は「特Aダブル取得が県産米に目を向ける契機となり、一層の消費拡大や農業振興につながれば」と話した。

 食味ランキングは日本穀物検定協会(東京)が2月に発表。23年産は144銘柄のうち、43銘柄が「特A」に選ばれた。県産きぬむすめは8年連続、にこまるは2年連続。県農産課の推計によると、23年産の作付面積は、きぬむすめが4700ヘクタール(前年産比1・1%増)で、県全体の16・9%を占めアケボノに次ぐ。にこまるは1450ヘクタール(同11・5%増)で、シェアは5・2%だった。

(2024年03月25日 15時43分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ