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はんざきモチーフの像2体が誕生 真庭「口に頭入れて撮影を」

新たに誕生した「ぱっくんはんざき」モニュメント
新たに誕生した「ぱっくんはんざき」モニュメント
 真庭市湯原地域で、地元に生息するオオサンショウウオ(通称・はんざき)をモチーフにしたモニュメントが誕生した。その名も「ぱっくんはんざき」。大きな口に頭を入れて撮影すると“映え”ること間違いなしだ。

 はんざき像は高さ190センチと110センチの親子2体。目の前で動くものを思わず食べてしまう習性をイメージし、人間のように立つ姿がかわいい。発泡スチロールで型作りされ、表面は樹脂でコーティング。親は茶色、子は黄色に仕上げた。

 もとはデザイナーの小河原さくらさん(49)=同市=が約5年前に考案したキャラクター。Tシャツやパーカー、トートバッグが地元で人気を集めており、湯原町旅館協同組合が温泉街の情報発信につなげるべく“立体化”を計画。名古屋市の造形作家伊藤みのりさん(27)に制作依頼した。

 「とても愛らしいマスコットキャラクター。訪れた人にSNS(交流サイト)で拡散してもらい、湯原温泉を全国区にしたい」と高橋忠孝代表理事。今月中は湯原ふれあいセンター(真庭市豊栄)前に展示し、4月からは温泉街の別エリアへ移しフォトスポットとする計画だ。

(2024年03月25日 14時26分 更新)

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