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養蜂事業を行う「リムルベーン」が「森の授業」を通じて、地元小学校にオリジナル絵本を寄贈

2024年03月25日 12時00分 更新
エーゼログループ
株式会社エーゼログループ(代表取締役CEO:牧 大介、本社:岡山県西粟倉村、以下「エーゼログループ」)で養蜂事業を行う蜂蜜ブランド「Reml Behn(リムルベーン、以下「リムルベーン」)」は2024年2月29日に西粟倉小学校の6年生全員にオリジナル絵本の寄贈を行いました。
リムルベーンでは2024年4月より「リムル先生の森の授業」の村外の方への提供も開始いたします。


●「リムル先生の森の授業」について
絵本を寄贈した西粟倉小学校の6年生では、前年度(2022年)に「リムル先生の森の授業(以下「森の授業」)」を実施しました。「森の授業」は、「絵本」や「ミツバチの生態」という「子どもたちが楽しめる内容」を入口として「自然の不思議さ」や「自然の面白さ」を学ぶ授業です。主に小中学校を対象として、授業を提供しています。


Reml Behn(リムルベーン)は「Rewrite the Missing Link Between Human and Nature(自然と人の、失われた関係を取り戻すために)」をミッションとして掲げています。人が太古の昔より自然と共に築いてきた、互いを想い支え合う関係性が、この数百年の間に失われてしまいました。要因の一つとして考えられるのが、「子どもたちが自然に触れ、その不思議さや面白さを知る機会が減ったことです。
「森の授業」は、子どもたちが自然に触れ、その不思議さや面白さを知る機会を増やすことを目的として開催しています。この授業をきっかけに、子どもたちが自然の中の生きものや樹木を身近に感じ、少しでも近づいていって欲しい、というのが僕たちの願いです。


● 「森の不思議」を学ぶ、おしゃれかわいい絵本
リムルベーンが描くメインとの物語が『リムル先生と不思議なトカカの森』。
通常は「百森蜜」食べ比べセットという蜂蜜ギフトボックスに付属しています。この絵本の物語は「架空のストーリー」でありながら、物語の中での出来事が西粟倉村の現実に影響を与え、西粟倉村での活動が物語に影響を与えていきます。毎回の物語には「自然の不思議」を楽しく学べる要素が散りばめられています。今回、寄贈したのは絵本の第1巻。今後、第2巻、第3巻と物語がつくられ続けていく予定です。





● 西粟倉小学校で実施した「森の授業」について
2022年に実施した「森の授業」では、「2コマの授業」と「養蜂場の見学」を実施しました。
「2コマの授業」は「蜂蜜から見る、森と生き物のつながり」というテーマで実施。「ミツバチの知られざる生態」や、「自然界における役割」を、スライド投影を用いながら伝えました。「45分×2コマ・スライド140枚」という情報量ながら、子どもたちは最後まで授業に集中。びっしりとメモをとり、たくさんの質問をしてくれました。



「養蜂場の見学」は、授業から1週間後に実施。最初は怖がっていた子どもたちも、実際に蜂を見ながら説明を聞くうちに蜂に対して積極的になっていきました。見学会では、授業で伝えた「女王蜂」「働き蜂」と「オス蜂」の違いを実際に見て感じ、蜂蜜の溜まっている様子も観察しました。実際に現場で「体験」することで、知識と経験が結びつき、本当の学びとなります。「知る」ということは、とても大事なことです。人でも、樹木でも、自然界の生き物でも「きちんと知る」だけで、グッと距離が近づきます。


その後、生徒たちは「総合学習の学びを地域に発表する場」で「ミツバチについて学んだこと」をテーマにプレゼンテーションを実施しました。生徒たちは授業の内容をしっかりと吸収してくれ、「生徒の作ったプレゼン資料は、先生の手直しがいらないほど完成度の高いものだった」と先生よりコメントをいただきました。

●リムルベーンについて
全員が「養蜂未経験」の状態から立ち上げた蜂蜜ブランド。2019年に様々な経歴を持つ3名が西粟倉村に移住して集い、株式会社エーゼログループの新規事業としてゼロから立ち上げました。




「Rewrite the Missing Link Between Human and Nature(自然と人の、失われた関係を取り戻すために)」をミッションとして掲げ、蜂の育成から採蜜、蜂蜜加工品の生産・販売を行うほか、下記の3つに取り組んでいます。

【1】森から生まれ、森を産み出す蜂蜜づくり
「発展するほど森林が豊かになる」蜂蜜づくりの形を目指し収益の一部を「多様性の豊かな森づくり」に投資します。(現在は年間売上の5%と設定)

【2】物語を紡ぎ続ける蜂蜜ブランド
蜂蜜、グラノーラをはじめ、すべての商品で「その商品にまつわる物語」を作っています。全ての物語が「森の不思議さ」や「自然の面白さ」についての学びの要素を持っています。

【3】森の不思議を学ぶ「リムル先生の森の授業」
「物語」を入口として、誰でも楽しく「森の不思議さ」や「自然の面白さ」、「自然と人との関係性」について考えることができる機会です。学校や地域でのワークショップ、視察対応などを通じて、授業を開催しています。

【沿革】
1年目(2020年)は、蜂群を置く場所を探し求め、荒れ地を開墾。季節ごとに咲く花の一覧をつくり、養蜂についての知識を蓄えた。2年目(2021年)に初めて採蜜し、蜂蜜を商品化。3年目(2022年)は、冬の寒さによって蜂群の3分の2を失うトラブルに見舞われながら、新商品となるノラノーラ(はちみつグラノーラ)の販売をスタート。販売から1年で5,000個を販売する、4年目(2023年)に蜂蜜ブランド「リムルベーン」を立ち上げ、絵本付き蜂蜜ギフトセットの販売を開始。森づくりや、森の授業、絵本の執筆など、マルチに事業を展開している。


●「リムル先生の森の授業」に興味がある方へ
2024年4月からは西粟倉村在住でなくても「森の授業」を提供いたします。ご関心がある方は下記よりご相談を受け付けています。
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