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岡山市 公共交通担当理事に平沢氏 4月1日付異動 総務局長は中原氏

 岡山市は22日、4月1日付の人事異動を発表した。バス路線のルート再編などを記した「地域公共交通利便増進実施計画」の推進を狙いに、局長より上位の理事に平沢重之都市整備局長を充てて交通政策を担当させる。庁内の調整役となる総務局長は中原貴美市民生活局長を起用する。

 局長級は15人。市内で検討している新アリーナ構想を担う市民生活局長は岩田修市民生活局次長、最重要課題の一つ・放課後児童クラブの待機児童対策を進める岡山っ子育成局長は榎並義忠政策局次長が就く。区長は北、中、東区で交代となる。

 総勢は前年比88人増の1629人で、新型コロナウイルス禍前と同規模。新規採用は3人増の241人で、31日付の退職者は16人減の191人。課長級以上の女性管理職は74人で、全体に占める割合は1・0ポイント増の18・6%と過去最高となる。このうち局長級は過去最多だった昨年と同じ5人。

 機構改革では、市内への移住・定住を希望する人たちが親しみやすいよう、市民協働企画総務課内の移住定住支援室を「おかやまぐらし推進室」に名称変更。新型コロナウイルスの5類移行を踏まえ、2021年度から保健福祉局に設けていた感染症対策担当局長を廃止し、業務は保健福祉局長が引き続く。

 能登半島地震と16年熊本地震の被災地支援で職員派遣を行い、石川県の金沢市と志賀町に計3人、熊本県益城町に1人を送り出す。

◇岡山市異動名簿◇...
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(2024年03月22日 19時56分 更新)

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