岡山県は２２日、県内の指定８４医療機関での定点把握に基づく直近１週間（１１～１７日）の新型コロナウイルス感染者数をまとめた。計５７０人で、１医療機関当たり６・７９人。前週（７・４９人）を約１割下回り、６週連続で減少した。入院者数は２９７人で前週（２７９人）から６・５％増えた。

　感染者数を年代別で見ると、９歳以下１２４人（前週１５９人）などで減少が目立った半面、高齢層は７０代５５人（５０人）８０代以上６０人（５７人）と微増。増え幅の最大は５０代の８０人（６０人）だった。

　入院者数の増加は２週連続。感染レベルは４段階のうち下から２番目の「段階１」（入院者数２４８～３７２人）を維持した。重症者数は４人（前週３人）だった。

　同じ期間の季節性インフルエンザの感染者数は計１０２６人で、１医療機関当たり１２・２１人。前週（１１・５８人）から５・４％増え、５週ぶりに増加した。