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大谷、感情封じ込め右前打 水原氏不在で臨み初球打ち

 パドレス戦の1回、スミスの二塁打で生還したドジャース・大谷=ソウル(共同)
 パドレス戦の1回、スミスの二塁打で生還したドジャース・大谷=ソウル(共同)
 専属通訳で長年付き合ってきた水原氏の事実上の解雇。衝撃的なニュースに見舞われたドジャースの大谷は21日のパドレス戦で、敗れたものの感情を封じ込め積極性を発揮した。一回の第1打席は初球から果敢に振って右前打をマーク。七回に迎えたパドレスの松井との対戦でも初球を振った。

 韓国到着後、プレシーズンゲーム2試合は無安打。「体が硬かった。構えから違和感があった」という。開幕前日は体のケアに専念。リセットし、2戦連続で安打と打点を記録した。

 開幕戦との違いは相棒の不在。宿舎を出てバスに乗る際は、普段と変わらぬ顔つきだったが、後ろにいるはずの水原氏はいない。とぼとぼと歩く姿に、喪失感がにじんだ。

(2024年03月21日 23時00分 更新)

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