サッカーＪ２のファジアーノ岡山は２０日、岡山市のシティライトスタジアムで、１７位水戸を１―０で下し、３連勝を飾った。開幕から５戦負けなしで勝ち点を１３（４勝１分け）に伸ばし、単独首位をキープした。

　ファジアーノは前半４０分、ＭＦ末吉が倒されて得たＰＫをＦＷグレイソンがゴール右隅に突き刺して先制。攻守が目まぐるしく入れ替わる中、ＤＦ鈴木、ＧＫブローダーセンら守備陣を中心に最後まで集中を切らさず守り抜き、３試合連続の無失点で逃げ切った。

　ファジアーノは次節の２４日、クラブ記録に並ぶ４連勝を懸け、アウェーで２０位群馬と対戦する。

岡山１―０水戸
前半１ー０
後半０ー０

　【評】ファジアーノ岡山が１点を守り抜いた。前半４０分にＦＷグレイソンがＰＫを沈め、風下で耐える時間が長かった前半のうちに得点できたのが大きい。相手にボールを保持された後半も柳育、鈴木らＤＦ陣が体を張り、ゴールを割らせなかった。

　前節までの４試合で３得点の水戸は、この日も攻撃の精度を欠いた。