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思い出詰まった学びや巣立つ 岡山県内公立小194校で卒業式

洲脇校長(右)から卒業証書を受け取る卒業生=倉敷・帯江小
洲脇校長(右)から卒業証書を受け取る卒業生=倉敷・帯江小
保護者らに見守られながら式場を後にする卒業生=倉敷・帯江小
保護者らに見守られながら式場を後にする卒業生=倉敷・帯江小
 倉敷、津山、玉野市など岡山県内17市町の公立小学校194校で19日、卒業式が開かれた。卒業生たちは思い出が詰まった学びやを巣立った。

 倉敷市立帯江小(同市加須山)では103人が卒業。保護者ら約200人が見守る中、洲脇俊介校長が一人一人に卒業証書を授与し「中学進学へのスタートラインとなる日。自分の長所を最大限に生かし、輝く人生を歩んでほしい」とはなむけの言葉を贈った。

 全卒業生が壇上に上がり、声を合わせて運動会やクラブ活動といった6年間の思い出を振り返り「勇気と希望を胸に、未来に向かって力強く踏み出します」と宣言した。

 男子児童(12)は「京都の清水寺や銀閣寺を友達と楽しく巡った修学旅行が一番の思い出。中学校ではサッカー部に入って勉強と両立させたい」と話した。

 岡山県内公立小の卒業式は22日までに計361校で実施され、計1万6098人が門出を迎える。

 福山市内では19日、公立小学校69校で卒業式が開かれた。義務教育学校2校は25日に修了証書授与式を行う。

(2024年03月19日 17時21分 更新)

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